R4年10月の診療予定
ずいぶんと秋の訪れを感じる気温になってきましたね。
やまだ歯科・こども歯科クリニック院長の山田です。
今月の診療予定は以下の通りです。
10日 休診(スポーツの日)
24日AM 休診(院内勉強会)
それ以外の平日は9:00〜18:00で診療を行います。
土曜日は9:00〜13:00の診療時間になります。
全身の健康はお口からと言われています。
死ぬまでご自身の歯で食べれるよう、歯周病や虫歯を放置しないようにしていきましょう!
3月の診療予定です
日中は暖かい日が増えてきましたね。
春の訪れが楽しみな院長の山田です。
やまだ歯科・こども歯科クリニック3月の診療予定です。
21日休診
その他の日は元気に診療を行なっております。
新生活に向けて、お口もキレイにしましょう❗️
ご予約はお電話かHPからのネット予約が可能です。
令和4年2月の診療予定
院長の山田です。
1月末からコロナ患者数が増えてきましたね…
歯周病が重度の方ほど、コロナ重症化のリスクが高いようです。
ご自身の免疫力を上げるためにも、口腔内はキレイにしておきましょう。
やまだ歯科・こども歯科クリニック2月の診療予定です。
2月9日と16日は祝日の振り替えにて9:00〜18:00で診療を行います。
コロナに負けない身体を作っていきましょう!
『健口』で『健幸』な人生を
こんにちは、院長の山田です。
やまだ歯科・こども歯科クリニックでは、『訪問診療』を行なっております。
訪問診療とは
ご高齢でお身体が不自由な方、障害がある方、歯科が無い病院に入院中などの理由で、ご自身で歯科医院に通院が困難な方のご自宅・施設・病院へ、歯科診療と口腔ケアに伺います。
歯を削る機械からレントゲンまで、持ち運び可能な専用器材一式を揃えて訪問します。通常の歯科医院に通院するのとほぼ同等の診療が可能です。
要介護高齢者の多くは歯科的な問題を抱えているにも関わらず、これまでの外来での歯科受診は70~74歳をピークに、その後急速に減少する実態がありました。歯科治療をはじめとする口腔機能の維持管理は、食べるという機能ばかりでなく、生きる力やQOLの向上に寄与することが明らかになってきました。身近なかかりつけの歯科医などに相談し、外来受診が困難な場合であっても、訪問歯科診療を受けることが可能です。
訪問歯科診療は医療保険や介護保険が適用されます。
口は命の入り口であると同時に、病の入り口でもある
内科医たちが100年前から、「老人の友」と呼ぶ肺炎は日本人の死因の第4位で、その9割超は高齢者。多くは誤嚥性肺炎と言われています。
肺炎の発症メカニズムには「口やノドの中の細菌」「誤嚥」そして「体の抵抗力」が関係します。ここで、ある研究を紹介します。全国11ヶ所の老人ホームで行われたこの研究では、歯科医師や歯科衛生士によって口腔ケアを積極的に行ったグループと今までどおりの口腔ケアにゆだねたグループの間で、発熱の発生率、肺炎の発症率、肺炎による死亡者数を比較しました。その結果、積極的に歯科関係者によって口腔ケアを行ったグループでは今まで通りのグループに比較して、25ヶ月間で肺炎の発生率が40%、肺炎による死亡者数は50%減少することができました。
また、口腔ケアによって飲み込む機能が良くなったり、むせ込む機能が良くなったりすることも確認されており、口腔ケアの継続は細菌を減らす効果ばかりでなく、飲み込み機能やせき込む機能を改善させることで誤嚥防止につながり結果として、肺炎予防に効果があることが期待されます。
また、今や国民病ともいわれる歯周病は、口内細菌によって引き起こされる感染症です。細菌は食べかすを餌に繁殖し、プラークとして歯にべったり付着。このプラークが歯肉溝に入り込み、定着、炎症を起こし、徐々に歯根周囲の骨を溶かします。
歯周病菌は歯の周囲にある毛細血管を通じ、それ自身が持つ内毒素を全身に撒き散らします。それとともに、免疫機能との戦いの中で発生する物質が体の機能を狂わせます。
その代表的な物質の一つであるサイトカインは、血糖値を下げるために分泌されるホルモン「インスリン」の出を阻害し、糖尿病の症状を悪化させることが知られています。
肺炎、心臓疾患、糖尿病、腎炎・・歯周病は直接の原因にはならなくても、症状を悪くするリスク要因になるのです。
口から食事をとることで、生きる力がよみがえる
ヒトの体は、食べ物が口に入ることによって脳に信号が伝わり、胃では胃液が準備されるように、全体の臓器が一連の動作で働くようにできています。
それは免疫機能とも深く関わっており、実は体の免疫細胞の6割は腸管にあると言われています。経管栄養が続くと、簡単に栄養吸収ができるために小腸の絨毛が萎縮し、細胞数が減り、免疫力が低下します。
さらに、言葉は、食べる行為の延長線上にあります。特に言語障害を伴う脳梗塞のような場合、食べる訓練そのものが言葉につながります。
口腔ケアとは
例えばお口の中で歯だけをきれいにするのが歯磨き。口腔ケアとは、歯磨きはもちろん、舌を磨いたり、ほっぺたを伸ばしたり、唾液の分泌量が減った方に対して唾液腺マッサージやお口の体操の指導を行ったりとお口全体をケアすることです。
特に高齢者の方は、降圧剤なとお薬の副作用により口内の乾燥がみられる場合があります。唾液腺マッサージにより唾液量が増すことで、飲み込みやすくなるだけでなく、食べ物の味をより感じたり、入れ歯の安定が得られることもあります。
誰もが願う長寿社会。楽しく食べ、語らえる口の機能をできるだけ長く維持することは、『口福』を呼び、豊かな人生につながります。
訪問歯科診療にご興味がありましたら、お気軽に当院スタッフまでおたずねください!
やまだ歯科・こども歯科クリニック 院長 山田